はじめに
「友達のSNSを見て落ち込んでしまう」
「同世代の結婚や出産の報告に焦りを感じる」
「同僚のキャリアアップと自分を比べて自信をなくす」
30代になると
恋愛・結婚・出産・仕事など
様々なライフイベントが
身近で起こります。
その結果
どうしても「周りと比べる」
という気持ちが強くなり
自分らしさを
見失ってしまうことも少なくありません。
このコラムでは
比較から生まれる劣等感や焦りを
どのように受け止め
自分らしさを取り戻すのかを考えていきます。
1. なぜ私たちは「比較」してしまうのか?
人は本能的に周囲と比較して
自分の立ち位置を
確認する生き物だと言われています。
進化心理学的には
集団の中で自分の役割を知り
仲間から排除されないようにするための
生存戦略だったとも言われます。
しかし現代では
この「比較」が逆に
私たちを苦しめる原因になっています。
特にSNSが普及した今
他人の「一番輝いている瞬間」
だけが目に入るため
実際以上に差を感じやすくなっています。
2. 比較から生まれる感情のパターン
劣等感
「自分はあの人より劣っている」と感じ
自信をなくしてしまう。
焦り
「このままでは置いていかれる」
という不安から
急いで結論を出したり無理をしてしまう。
嫉妬心
「どうして自分にはないのに
あの人は持っているんだろう」と
ネガティブな感情が生まれる。
これらは誰にでも起こる自然な感情ですが
長く続くと心身ともに負担がかかってしまい
健康を損ねてしまう原因になりえます。
3. 「比較グセ」を和らげるための考え方
① 自分のカラーは自分にしか出せないと自覚する
あなたは世界にたった一人
唯一無二の素晴らしい存在です。
青色は赤色より劣っている・・?
そんなことないですよね!
比較してしまうあの子も
素敵なカラーだけど
あなたもとっても素敵な
カラーを持っているんです。
青も緑も黄色も
紫もピンクもオレンジも
茶色もグレーも
全部無くてはならないカラーで
どれも素敵なんです。
そこに優劣をつけることに
少し疑問を持ってみると
よいかもしれません。
②「今あるもの」に目を向ける
比較の癖が強い人は
「自分にないもの」ばかりに目を向けがちです。
日々の生活で「すでに持っている幸せ」や
「できていること」に意識を向けてみましょう。
比較してしまうということは もし自分の生活や選択、在り方に
比較して嫌な気持ちが湧いた時は
「自分には無理」 自分の心と深く向き合ってみることが 「○○さんが結婚したのを見て焦った」など
また、文字にすることで 自分にとってどうでもいいことは 比較するということは つまり どんな人生を歩みたいのか 自分の本音が分かったら いきなり大きく動く必要はありませんが 今すぐ行動に移せることがなくても RAS(脳のフィルター機能)が働き こんな風に 自分にないものにばかり
今「あるもの」「満たされているもの」に
今ある豊かさ、感謝、持っているものなど 必要以上に人と比べてしまうときは
他人の世界を羨むよりも
忙しい現代人は
それだけで 比較を完全になくすのは難しいかもしれませんが
「あの人の生き方、素敵だな」→真似したい部分を取り入れる 「あの人に負けている気がする」→学びや刺激として活かす 比較を「自己否定」ではなく 比較してモヤモヤした気持ちを 自分と向き合うのが難しい ネガティブ感情に引っ張られて そんな方は 客観的な視点で悩みを整理できる 自分の価値観や本音を見つけられる 恋愛・結婚・キャリアにおける行動の一歩をサポートしてもらえる
専門家と一緒に考えることで 30代女性が モヤモヤしたら自分の本音と向き合ってみる。 その積み重ねが③ 意識の矢印を内側に向ける
意識の矢印が外側を向いている状態です。
100%満足していたら
他人と比較して嫌な気持ちになるなんてことは
あるでしょうか?
自分が本当に求めている
人生や在り方を明確にできるチャンスです。
「できない」
そんな風に
望むことすら諦めてしまった想いが
比較 嫉妬 劣等感
という気持ちに表れているかもしれません。
比較のループから
抜け出すための根本解決法になります。
4. 実践できるセルフケアの方法
ジャーナリング(書き出すこと)
1、他人と比較して感じたモヤモヤを書き出してみよう
言葉にすることで気持ちが整理されます。
自分の状態を俯瞰することができ
新たな視点を生みやすくなります。2、「本当はどうしたい?」自分の本音を書き出してみよう
そもそも比較もしません。
自分の心が
「反応している」「興味がある」ということ。
自分を知るためのとてもいい材料になります。
どんな自分で在りたいのか
それを明確にする材料として
利用してみましょう。3、行動に移してみよう
今できる行動が見えてくるかもしれません。
小さな一歩が
今後の人生を大きく変えてくれるはずです。
心の声に耳を傾け
自分の望む方向性が明確になっただけでも
大収穫です。
自然と自分に必要な情報が
集まりやすくなってきます。
周りと比較してモヤモヤしても
自分と向き合うと
自分の人生に夢中になって
気がついたら他人が
気にならなくなっていた
なんてことも少なくありません。今あるものリスト作成
フォーカスが向いていると
比較グセが発動してしまいます。
フォーカスして書き出してみましょう。
「ない」も「ある」も
実はどちらにフォーカスを向けているか
だけの違いです。SNS断ち
SNSから少し距離を置くのも効果的です。
自分の今目の前にある世界を
丁寧に味わってみませんか?
ながら作業で
効率的にこなすことだけに
意識が向いているなんてことが
ありがちですが
たまには好きな食べ物を
目を閉じてゆっくり味わってみる。
いつもと違った感覚がするかもしれません。5. 比較してしまったらチャンス
比較への捉え方を変えることはできます。
「自己成長」のために活用できれば
自分らしさを失わずに前進できます。
6. カウンセリング・コーチングを活用するメリット
本格的に自己成長に繋げていきたい
結局比較のループから抜け出せない
カウンセリングやコーチングを活用してみるのも
おすすめです。
「比較から自由になりたい」という気持ちを
確実に行動に繋げることができます。
まとめ
「比較・劣等感・焦り」を
感じるのは自然なことです。
大切なのは
その気持ちを否定するのではなく
やさしく受け止めて
次の一歩に変えていくこと。
あなたの「自分らしい幸せ」につながります。
比較・劣等感・嫉妬のループから抜け出したい
自分に自信を持てるようになりたい!
自分らしくいきたい!
という方はぜひ一度
お話し聞かせてください♪
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